【最新事例】DXの現在(いま)~福井の会計事務所が取り組むリアルDX~ デジタルシフトによって上坂会計グループが提供する新たな価値とは

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事例

2021/01/21

「会計事務所という業界全体でみると、DXへの取り組みは遅れていると言わざるを得ません」そう語るのは福井県で会計事務所を中心に、経営者支援のためのさまざまなサービスを展開する上坂会計グループの上坂朋宏代表です。業界の流れに捉われることなく、同グループが積極的にデジタルシフトを進めることができた理由とは。具体的にどのようにデジタルシフトに取り組んできたのか。それによってどのような新しい価値を提供しようと考えているのか。お話を伺いました。 経営者の抱えるさまざまな悩みに応えたい ──まずは上坂さんのご経歴をお聞かせいただけますか。 上坂:実は私は2代目で、上坂会計事務所を設立したのは父なんです。

私自身はもともと大阪の監査法人に勤めていたのですが、福井に転勤したことをきっかけに父の事務所へと移籍しました。正直にいうと、はじめはギャップも大きかったですね。監査法人では大手企業ばかりを相手にしてい

たので、地方中小企業のみなさまが会計士に何を求めているのかを理解できていなかったんです。 印象的だったのは、ある社長さんに「一生懸命にやってくれているのはありがたいのだけれど、上坂さんが何を言っている

のか、本当にわからないんだよね」と言われたことです。それでハッとして、何をお伝えするにしても、なるべく専門用語を使わず、噛み砕いて説明するよう心がけるようになりました。それから次第にお仕事をいただける

ようになり、事業の幅も少しずつ拡大し、今日へと至ります。 現在は上坂会計グループとして、税理士法人と社会保険労務士法人のほかに、財務コンサルや企業のIT化のサポート、個人顧客向けの資産運用などを手がける各グループ企業を展開するほか、2012年にはカンボジアで、現地法人向けに会計税務サービスを提供する「UESAKA ASIA ADVANCEMENT MANAGEMENT AGENCY」も設立しました。 ──一般的な会計事務所の枠を超えた幅広い事業を展開されているのですね。 上坂:会計士って、実にいろいろな相談を受けるんです。例えば「原価計算のシステムを作ってくれないか」とか「在庫管理の新しい仕組みを考えてくれないか」とか。私自身はそれに応えたかったのですが、監査法人時代の上司には「それは監査法人の仕事ではない」と正論を言われてしまって。それも父の事務所へと移籍した理由のひとつですね。だから意識的に事業を拡大してきたというよりも、お客様の悩みに応えているうちに、自然と今の体制へと発展しました。 業界全体としてはDXの波に乗り遅れている ──お仕事をされるなかで、デジタル化の波を感じるようになったのはいつ頃でしょうか? 上坂:かなり早い段階から感じていました。私たちの仕事って、基本的には同じことの繰り返しなんです。例えば、さまざまな取引内容を仕分けして毎月の試算表を作ってい

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