鳥貴族、直営60店舗で「AIレセプション」を導入月間1万件以上の電話を対話型のAIが対応し、人手不足解消へ

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導入事例

2023/05/26

飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営する株式会社エビソルは、株式会社鳥貴族が展開する焼鳥屋チェーン「鳥貴族」直営60店舗で、2023年4月より、AI電話予約応対サービス「AIレセプション」の導入が完了し、稼働が開始した。 (以下、プレスリリースより) ■AI電話予約応対サービス「AIレセプション」  「AIレセプション」は、24時間365日、飲食店への全ての電話をAIスタッフ"さゆり"が自動で一次対応する対話型AIサービスです。従来のプッシュボタン式の自動受付システムとは異なり、実際に人と会話しているかのように対応することができるのが特徴です。  当社が提供する予約管理システム「e

bica」の空席データと連携することで、来店当日の直前予約や予約内容の確認に加え、お客様が希望する時間帯の予約が埋まっていた場合には、前後の予約可能時間や近隣系列店舗を提案することも可能です。お客様と

の通話データを収集・分析し、常にアップデートを続けています。 ■導入背景  居酒屋業界の2023年1月売上は、コロナ前(2019年1月)と比較して58.1%と回復に頭打ち感があり、個人客の来店は増

えた一方で企業・団体等の宴会自粛の傾向があるなど、飲酒業態の復調が難しくなっています。また、原料や光熱費の高騰、深刻な人手不足は依然続いており、外食企業の経営状況は変わらず厳しい見込みです(※1)。

 居酒屋業界の再生・変容に向け、顧客との新しいつながりなども求められるなか、会員アプリのリリースなど、新しい取り組みの推進を続ける鳥貴族が、この度、先行して一部店舗で導入・実証実験を行っていた「AIレセプション」を、直営店60店舗に拡大します。  導入対象の60店舗は、予約の割合が多い店舗を中心としており、これにより、特に接客中・提供中に発生してしまう予約対応の時間を対話型のAIスタッフ"さゆり"が代替し、スタッフがよりお客様に向き合える環境を作ることで、店内体験価値のさらなる向上を目指します。  エビソルとしては、「AIレセプション」をはじめ一層のサービス開発により、外食業界のさらなるチャレンジを支援していきます。 ■先行導入について  先行導入していた鳥貴族の都内21店舗では、すでに当日のネット予約数が導入前と導入後の比較で約4.5倍、電話予約数が約1.5倍に増加する結果が出ています。特にピークタイムに店舗スタッフが電話対応にかかる時間や、店舗への電話の不応答率が削減されるなどといった、店舗スタッフが目の前のお客様に向き合うことができるようになっています。  実際にSNSでは、「鳥貴族に予約の電話したらAIさゆりが出た。会話できるタイプで、予約めちゃくちゃスムーズだしこりゃすごいわ」、「鳥貴族のAI予約のさゆりちゃんが賢すぎる」(※2)という声もいただくなど、多くの利用をい

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