NECとカゴメ、AIで子どもの苦手な野菜と相性の良い食材を導き出した「AI(愛)のプリン」を開発

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2022/08/04

レシピ情報を公開、夏休みの親子のコミュニケーション活性化に。 ​日本電気株式会社(以下、 NEC)とカゴメ株式会社(以下、カゴメ)は、カゴメが実施した「子どもの野菜に対する意識調査(2019年)」(※1)の結果とNECのAIを活用して、子どもの苦手な野菜と相性の良い食材の組み合わせを導き出し、伝説のプリン職人として有名な岐阜のお菓子屋さん「プルシック」の所浩史オーナーシェフ(※2)の協力を得て、この食材の組み合わせを利用した「AI(愛)のプリン」(6種類)を開発したことを発表した。 出典元:プレスリリース カゴメとNECは子どもの野菜嫌い克服と親子のコミュニケーション活性化を目指して、8

/2より専用ホームページにて「AI(愛)のプリン」(6種類)のレシピを無償公開するとのこと。・ホームページ https://jpn.nec.com/ai/ainopurin/ また「AI(愛)のプリ

ン」(6種類)は、9/1(木)よりプルシックのオンラインストアで、9/2(金)より店舗(プルシック岐阜)にて、順次販売されるとのことだ。・プルシック オンラインストア https://shop.ple

sic.com ■背景 カゴメが実施した「子どもの野菜に対する意識調査(2019年)」では、野菜が好きな子どもでも、そのうちの74%は嫌いな野菜があるということがわかったという。 そこで、本調査を参

考に選定した21種類の野菜とNECが収集した50万以上のレシピ情報から、NECのAIにより相性の良い食材を導き出し、この組み合わせを老若男女問わず人気がある「プリン」に利用することで、苦手な野菜にもおいしく、楽しくチャレンジしてもらいたいと考えたとのこと。 ■概要 プリンの開発にあたっては、まずNEC独自のリンク予測AI技術(※3)を活用して、子どもが苦手な野菜と相性の良い食材の組み合わせを100通り導き出した。その後、特設サイトにおける一般投票により25種類を選出し、所浩史オーナーシェフがこの結果を参考にして、6種類のプリンを開発したとのことだ。 今回開発した6種類のプリンのレシピは、子どもの野菜嫌い克服に加え、夏休みの親子のコミュニケーション活性化に寄与することを目的として、8/2より専用ホームページに無償で公開されている。カゴメとNECは「AI(愛)のプリン」を通じて、家庭での食育や、食を通じたコミュニケーションを促し、子どもの野菜嫌い克服に貢献していくことを目指すとのことだ。 ■「リンク予測AI」について NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」(※4)の一つである「グラフベース関係性学習(GraphAI)(※5)」の一機能「リンク予測AI」を活用しているとのこと。「リンク予測AI」は、ものごとの関係性を分析して隠れた関係性を発見する説明可能AIだ。今後、食

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