化学のものづくりDXに特化したデータ解析・機械学習クラウドサービス「Datachemical LAB」を提供開始

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生産・製造

2022/04/22

データケミカル株式会社(以下、データケミカル社)は、化学のものづくりDXに特化したデータ解析・機械学習クラウドサービス「Datachemical LAB(データケミカルラボ)」の提供開始を発表した。 本サービスでは、データケミカル社CTOの金子弘昌氏(明治大学理工学部准教授)の知見をもとに、化学分野で有用な人工知能(AI)プログラムをクラウドを通じて提供するとのこと。従来サービスに比べ汎用性が高く、化学分野の技術者は手持ちの実験データを使って、クラウド上で容易に高度なデータ解析・機械学習を実行でき、様々な素材の設計から製造プロセス設計・管理まで大幅な開発スピード向上・低コスト化が期待できるとの

ことだ。 出典元:プレスリリース ■高度スキルを有するデータサイエンティストの人材不足を解消 化学産業のものづくりは従来技術者が知見や経験をもとに多大な労力を掛けて担っている。新規の分子や材料設計

では、原料や配合、作り方の組み合わせは膨大にあり、さらに新規材料を化学プラントにて安定量産するためのプロセス設計にも多くの検討が必要という。そこで現在大手化学メーカーを中心に分子・材料設計やプロセス設

計にAIを活用し、最適条件を探索する取り組みが進んでいるとのことだ。 ただし自前でAIを活用するには、プログラミングのスキル習得から時間を要し、AI手法を使いこなし実践的に応用できるデータサイエンティ

スト人材は慢性的に不足している。一方、これまでも化学分野を専門とした外部のAIサービスはあるが、扱う技術テーマが限定的であったり、何らかの数値解は出るが科学的な解釈が伴っていないなど活用において課題があるとのことだ。 上記の背景の中、無機・有機・高分子など幅広い素材のものづくりで、データサイエンスの経験が乏しい技術者でも体系化されたAIプログラムを用いて、手持ちの実験データを使って、クラウド上で容易にデータ解析・機械学習を活用できるようにDatachemical LABの提供を開始された。今回は分子設計・材料設計のパートを先行してリリースされるが、今夏には製造プロセス設計のパートのリリースを予定しており、それらを合わせれば、実験室での材料開発から化学プラントでの量産化までトータルでの開発スピード向上・低コスト化が期待できるとのことだ。 本サービスは、AI活用検討が盛んな大手化学メーカーだけでなく、リソースが乏しくこれまで検討されていなかった中小の化学メーカーや研究・教育機関に至るまで、今後幅広く提供されていくという。また最新の研究動向を踏まえ継続的に機能をアップデートしていくとのことだ。 Datachemical LAB サンプル画面(出典元:プレスリリース) ■明治大学理工学部データ化学工学研究室の技術基盤 データケミカル社CTOの金子弘昌氏は、従来個別に検討されていた分子・

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